活動報告

避難小屋開きと登山道の整備、パトロール

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6月25日に今シーズンの安全な登山のため、会員有志による避難小屋と登山道の整備と山頂までのパトロールを実施しました。

課題だった渡渉箇所も自然の力で塩梅のいい自然橋も出来て安全に渡渉できるようになりました。

今年は2000名を超える利用が見込まれることから、北海道山岳ガイド協会の山岳ガイドの皆さんにも避難小屋や登山の安全指導の協力を頂き、無事故でシーズンを終えれるよう運営していきたと考えております。

登山者の皆さんにもヒグマとの遭遇、疲労による転倒や転落、悪天候での登山などリスクも沢山あることから、安全第一に徹し行動してください。

2023年シーズンの活動状況をFacebookでも紹介しております。

https://www.facebook.com/groups/769247017467412


2023年07月25日

イドンナップ岳登山道及び水場整備活動

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長年イドンナップ岳の登山道整備。水場開発など数多くの自自主活動され、今年3月に事故で亡くなられた故田鎖さんの功績をたたえるため、会員有志で6月10日~11日に整備を行いました。

約3年間かけて難所の登山道整備そして昨年は水場を開発されたおかげで、これからの登山の安全も確保されました。

今回は、水場の案内板や危険個所の枝打ちやマーキングなどを中心に新冠富士までの活動になりました。

初日は雨のなかでの活動、しかし午後からは眺望も翌日には晴天に恵まれ日高の大眺望を楽しめた様です。

今後も、北海道百名山最難関の山なおので、安全登山のために継続して笹刈りなどを行います。

 

2023年06月23日

大雨被害の復旧工事

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去る6月2日から3日に会員及び北海道山岳ガイド協会のメンバーで昨年の大雨被害の復旧作業を

行ってきました。ミニバックフォの助っ人もあって、道路横断管の復旧3か所、配水池整備1か所、

登山道の付け替え2か所、渡渉点の確認と笹狩りなどを2日間かけて行いました。山荘に着くまでの林道と帰りの北電作業道で大きな崩落があって、一同落胆していたのです、人の手では全く歯が立たない大きな岩もバックフォと凄腕オペレーターの活躍で何とか閉じ込められずに下山できました。

今回の作業の様子はまたご紹介します。

渡渉点については、少しの雨でも渡渉困難になる状況なので何とか迂回ルートを整備し安全な登山が出来るよう引き続き作業を継続します。

2023年06月06日

避難小屋及び登山道パトロールの実施

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去る5月21日 山岳会メンバーと町防災担当者で避難小屋及び登山道のパトロールを実施しました。昨年8月の大雨で予想もしていない箇所で登山道が消失して通行できなくなっていたことから、迂回ルートを探査してきました。現ルートを大きく変わるところもありますが、概ね同じルートで渡渉点までい来るようになります。しかし、渡渉箇所が2か所ほど増えているので、大雨の際は無理せず避難小屋に待機し登山して下さい。

避難小屋の動物侵入もタヌキの仕業ということが判明しました。

今回の調査結果で。6月2日からの整備作業を行いますが、登山道の付け替え。作業道の排水掘削、水道水源地の改修、避難小屋の補修、清掃など多くの人手が必要になりますので、会員の皆さんをはじめ、一般の方でものお手伝いいただける方を広く募集しております。

幌尻岳新冠陽希コースの危機的な課題解決のためにご協力よろしくお願いいたします。

ご協力頂ける方は。山岳会事務局 本郷次長にご連絡ください。

メールアドレス  hg999@outlook.jp

 

活動の模様はFacebookでもご覧ください。

https://www.facebook.com/groups/769247017467412/permalink/908372920221487/


本郷宏和

 

 

 

 

 

 

 

2023年05月23日

令和5年シーズンの夏期の活動について

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今シーズンの山岳会の夏期の活動計画です。

避難小屋、幌尻岳、イドンナップ岳の登山道の整備やパトロールの日程になります。

5月21日(日) 大雨で流失した登山道の迂回ルートの開削にかかる事前調査、

         登山道・作業道のパトロール

6月2日(金)~4日(日) 陽希コース登山道整備

6月10日(土)~11日(日) イドンナップ岳山開き 登山道整備、水場ルート整備、

               山岳会役員 田鎖さんの功績を偲ぶ 会員追悼登山会

7月1日(土) 避難小屋開き  幌尻岳山開き パトロール

※ ご参加頂ける方は、事前に事務局にメール等で申込ください。

2023年05月08日

新冠ポロシリ山荘の小屋終い活動のついて

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今シーズンも会員の皆さんのご協力をいただき、沢山の方に利用いただいた山荘ですが、8月16日の大雨で林道が被災し、通行止めになり、その後の利用ができませんでした。

多くの方の安全な登山の支援のためにこの小屋が必要不可欠ですので、シーズン終わりの整備を

10月2日日曜日に次のとおり行いますので、万障繰り合わせの上ご参加ください。

 

日時  令和4年10月2日(日) 前日、松本会長宅に泊まれます。

スケジュール  

  5:50 泉生活館集合

  6:00 出発

  9:00 ポロシリ山荘到着

  13:00  ポロシリ山荘出発 

 16:00  泉生活館到着

 

作業内容   清掃(小屋、トイレ)

       小屋冬支度

       登山道の調査(幌尻沢渡渉点までの被災状況確認) 

参加申し込み  昼食の準備と配車計画に必要ですので9月25日までに連絡ください。

         本郷事務局次長へメッセンジャーまたはメールでご連絡ください。

             メールアドレス hg999@outlook.jp

 

         その際に車の提供可能な方は申し出ください。(車代は後日振り込みます)                

その他  昼食は用意します。

     車は乗り合わせになります。                

     

 

 

 

 

2022年09月19日

新冠ポロシリ山荘までの林道パトロール

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8月16日の大雨による奥新冠ダムから新冠ポロシリ山荘までの奥新冠林道の被災状況の調査を行いました。(本郷、佐藤、堤 3名参加)

 途中の林道の崩落や流失は予想以上の被災を受けていて、一般車の通行が可能になるのは2年以上かかりそうな感じでした。

 奥新冠ダムからは何か所かの路盤流失がありましたが、来春に集中して排水路も含めて整備することで緊急車両や作業車の通行ができるようになります。

 登山道に関しては、川が土砂で埋まり歩きやすくなっていました。登山道の中間中間で水切りを設置し、洗堀を防止する必要が出てきたので来シーズンの小屋明けの時はかなりの労力を必要としますので参加できる方はご協力をお願いいたします。

森林管理署からはイドンナップ山荘までの林道の復旧が来シーズンも難しいかもとの連絡がありましたが、早期復旧を各方面に働きかけていきますのでご支援よろしくお願いいたします。

林道の被災状況は下記の写真を参考にして下さい。

 

2022年09月18日

7月の山荘のトイレの汲取り作業とパトロール

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去る7月30日、避難小屋の利用も500人を超えたことから、トイレ汲取り作業を行いました。

利用者の皆さんのマナーが良いことからとても綺麗に使っていただいておりました。

静内衛生社さんから提供いただいておりますトイレの糞尿の発酵促進剤(乳酸菌発酵剤)も気温が高いことからとてもいい状態に保たれ、悪臭もなく、排泄物の減量化にも効果が上がっておりました。

これからも、利用者の皆さんの協力を頂き快適な環境を維持していきたいと思いますので、使用後は

清掃、水洗の水の補給、発効促剤の投入をお願いします。

また、当会会員を環境省のスタッフ合同の登山道パトロールも29日~30日で行いました。

国立公園化に向けた課題や改善点がまとめられるようです。

2022年08月06日

7月20日現在の山荘利用状況

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7月20日現在の利用状況カレンダーを更新しました。天候不順、体調不良、コロナ感染症関連でのキャンセルの届け出が複数あります。また、8月中旬以降は夜や早朝の寒さ対策も必要になってきます。また、イドンナップ山荘までの林道での道迷い、幌尻岳への登山道のロープの張ってある瘦せ尾根の崩落や転落事故の発生も。さらに、避難小屋内でのガスバーナーによるボヤ騒ぎ。些細のことでも簡単に救出に行けない場所なので慎重に行動してください。

特に、バーナーやストーブの火の取り扱いにはくれぐれも留意ください。使用される際には先ずは外で着火テストを行うことをお勧めします。

イドンナップ山荘横の駐車スペースは、30台位駐車可能です。規則正しく駐車して利用ください。

2022年07月21日

避難小屋の水道修理作業

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去る7月9日避難小屋を利用されている方から、水道が出なくなっているとの情報をいただき、事務局長、事務局次長、佐藤会員の3名で、水源地の取水を渇水期でもできるよう、帯広の㈱有賀さく井工業の全面協力を受けて改修を行ってきました。

これにより、避難小屋での水道が確保され利用者の利便性が高まると期待しております。

2022年07月15日

2022シーズン小屋開き及び登山道整備

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6月25~26日 大雨の後の束の間の天気の中、山岳会会員、北海道山岳ガイド協会、theelifeのご協力を得て今シーズンの作業を行ってきました。

途中多くの林道の決壊や落石を除去しながら奥新冠ダムまで3時間かけてたどり着きました。

奥新冠ダムでは、雪解けと大雨が重なり1年ぶりの大迫力の放水に圧倒されました。

そして、いよいよ今回の大工事である奥新冠林道の崩落個所を復旧。参加者全員で大きな岩の撤去や、破砕、地ならしなど行い、約2時間かけ何とか、作業車両4台を通すことができました。

その後、山荘への水道の通水、登山道の笹刈り、支障木の撤去。危険個所のマーキングやテーピング、避難小屋の補修やトイレの塗装、トイレと室内の清掃などを2日間行ってきたところです。

懇親会では、参加者のほか、たまたま利用していた東京のお天気会社の3名をゲストに迎え、山談義に盛り上がり、疲れも癒されました。

翌日は、6時から、登山道パトロール、中間点までの笹刈りや小屋の塗装、屋根の一部補修など登山者の皆さんが快適寝れて安全に登れるようにと参会者全員おもてなしの心で取り組んでくれました。

今年も無事故でシーズンを終えれるよう会員一同願って作業を終えました。

2022年07月01日

避難小屋等の事前調査の結果

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去る6月19日に、当会松本会長、本郷事務局次長、佐藤会員ほか4名で、避難小屋開きに係る事前調査を行いました。残念なことに小屋までの奥新冠林道がまた崩落し通行できなくなっているほか、林道の荒廃も進んで降りました。さらに避難小屋にはアライグマが侵入し収納品が散乱したり壁や床下への穴が空けられていいたりと、今週の小屋開きでは、修理や後片付け、侵入防止策を講じることになりました。

6月25日~26日は登山道の安全確認、笹刈り行うことから参加いただく会員の皆さんには、過大なご苦労をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

崩落した奥新冠林道

崩落した奥新冠林道

 

アライグマに荒らされた避難小屋入り口付近

 

 

アライグマが侵入した外壁の穴

 

 

床下に侵入した穴

 

 

2022年06月22日

10月17日雪の中 小屋終い作業 完了

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10月17日、会員20名と北海道山岳ガイドより石川会長含め4名のご協力をいただき、ポロシリ山荘小屋閉め作業を実施。
前日の雨は落ち着いたものの朝の気温は4℃。
しかし、奥新冠林道を進むにつれ雨も白いモノに変わり雪の中での作業に☃️
山荘到着後、薪切り・薪割り、防腐剤塗布、小屋・トイレ清掃、そして小屋修理班に分かれて作業開始。
寒さの中での作業も2時間程で完了し、小屋内でジンギスカン鍋を囲み昼食懇親会。
撤収も速やかに行い雪降る中集合写真を撮り、事故も無く無事下山。
今年は6末から8月末の2ヶ月の夏山シーズンでしたが、千人以上の利用があり、利用者の皆様、ガイトの皆様のご協力もあり綺麗に利用いただきました。
最後に参加者をはじめとして会員の皆様、北海道山岳ガイド協会並びに山岳ツアーガイトの皆様、そして山荘利用者の皆様に感謝申し上げます。
今後ともご協力ご支援よろしくお願い致します。
2021小屋閉め
5:30泉生活館出発
9:15ポロシリ山荘着、作業開始
11:40ジンギスカン
13:00ポロシリ山荘出発
16:00泉生活館着、解散式

 

 

 

 

 

 

2021年10月19日

9月4日 山荘パトロール及びトイレ汲み取り

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去る9月4日 会員プラス家族、計9名による、パトロールそしてトイレ汲取り作業を行いました。今シーズン糠平コースが利用できなかったことから2か月で約1300名の登山者の皆さんに利用いただきタンクも満タンでした。水の補給、清掃を行い下山。これで今シーズンの汲取りはお終いです

参加してくれた会員の皆さん本当にありがとうございました。

2021年10月19日

イドンナップ岳笹刈り整備

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当会の役員の田鎖監事が自主的にイドンナップ岳の不明瞭な箇所の笹刈りを行ってくれました。

松本健会長が命がけでルート開削をしてくれたルートを守るために猛暑にもかかわらず刈ってくれた

ことに心より感謝申し上げます。

 

2021年07月20日

避難小屋新冠ポロシリ山荘のトイレ汲取り作業

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7月18日日曜日、幌尻岳新冠陽希コースの避難小屋新冠ポロシリ山荘の今シーズンの利用届が1500名を超えました。特に7月の連休から8月20日までは非常に混みあう予定なので、今のうちにトイレの汲み取り作業をということで、松本会長、堤事務局長、本郷事務局次長3名で行ってきました。トイレはとても綺麗に使われておりました。利用者の皆さんのご協力に感謝します。
汲取り作業は、全国の登山者の皆さんから寄せられた支援金を基に購入した可搬型バキューム装置で3個のタンクを処理しました。
汲取り後は、新ひだか町の静内衛生社さんから提供頂いております発酵菌をたっぷりと投入し糞尿の減量化と臭いの発生防止を行いました。
これで、8月お盆明けまでは大丈夫かと思います。
これら作業に係るトラックの借上げ、燃料等の経費も皆さんの利用協力金で賄われておりますので、ご理解ご協力よろしくお願いします。

2021年07月20日

幌尻岳新冠陽希コース山開き&避難小屋、登山道等整備

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6月26日~27日の2日間、避難小屋2か所の清掃整備そして登山道の笹刈りなどを全道各地から会員16名の参加をいただき無事終えることができました。参加された方には早朝から精力的に活動頂き、ピカピカにそし登りやすくなりました。地道な活動ですが、これも登山者の皆さんが思い出をいっぱい背負って笑顔で帰宅してもらうことへ想いの表れですね。参加された皆さんありがとうございました。

 

2021年07月02日

イドンナップ山荘までの林道について

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5月連休明けで町道部分は開通しておりますが、その先はまだ通行止めになっております。6月初旬のイドンナップ岳山開き、6月27日の幌尻岳山開きまで通行止めの様です。詳しくは日高南部森林管理署または、当山岳会

林道情報担当 メールアドレス hg999@outlook.jpにお問い合わ下さい

2021年05月15日

11/27 日高南部森林管理署への林道開通の要請

11/27 松本会長、堤事務局長で新冠林道、奥新冠林道の整備に関する要請を行いました。

今年も死亡事故や遭難者が多発していることから、安全な登山のためにも新冠陽希コースに通じる林道を来シーズンは何としても開通させてほしいとのことでお願いしてきたところです。

奥新冠林道の維持管理も遭難や事故対応、小屋トイレの維持管理に欠かせない道路なので併せて整備をお願いしてきたところであります。

管理上の課題や予算がないこともあっていい回答は得られませんでしたが、国立公園昇格が2年後に迫っていることから、今後もその準備も含めて関係機関に対して早急な対応をお願いしていきたいと考えております。

 

 

 

2020年12月06日

役員会開催

去る10月16日に今年度の活動の反省と次年度の活動内容を協議する役員会が開催されました。

次年度以降は安全登山のための研修会や会員登山を行い、登山スキルのUPに繋げる取り組みや子供向けのプログラムの実施を検討することとしております。

また、北海道山岳ガイド協会との連携もこれまで以上に充実させていくことになりました。

行事については、スケジュールをご覧ください。

2020年12月06日

秀峰”幌尻岳”山頂看板補修と登山道安全確認

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去る7月6日土曜日 新冠ポロシリ山岳会会員18名で、劣化著しい山頂看板と昨年の台風以来パトロールできていない登山道の安全点検並びに山開きを行いました。看板については現行の看板にパネルを貼り付ける補修とし、数年後に本格的な改修を検討しております。

 登山道については、笹の繁茂で道が判りにくくなっているのでこれを次年度に泊まり込みで刈り払うこととし、危険個所についてはマーキングなどを徹底することにしております。

2019年シーズンは残念ながら林道通行止めで約50㎞歩かなければならない状況なので一般の登山者は登らないと思いますが、糠平コース、二股コースのエスケープルートとして安全を確保しております。

 大役を務めた皆さんに感謝!ありがとうございまいた。

2019年07月09日

イドンナップ岳登山道整備及び国定公園安全パトロールの実施

6月15日に山岳会会員8名で登山道の整備と国定公園の安全パトロールを実施しました。天候が悪く濃霧で危険であったことから今回は新冠富士までとして下山しました。当初は1泊の予定でしたが、急遽日帰りのスケジュールとなりました。クマ笹と滑るトラバースに悪戦苦闘。さらにダニとの闘いでした。次回はシューレル沢から山頂を目指してみます。

 

 

2019年06月22日

避難小屋新冠ポロシリ山荘小屋開き

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6月9日快晴の中、2019シーズン開幕を告げる避難小屋新冠ポロシリ山荘並びにイドンナップ山荘の整備を行ってきました。今シーズンはアクセス林道通行止めのため一般の方の利用は少なくなりますが、緊急時の避難場所として重要な施設なので整備は欠かせません。参加してくれました会員の皆さんありがとうございました。

 

2019年06月22日

納会及び安全登山研修会

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 12月1日、今シーズンの新冠ポロシリ山岳会の活動を締めくくる”納会及び安全登山研修会”が新冠町の日高判官館青年の家で多くの会員が全道各地から参加してくれました。前半は当会のスーパーバイザーでもあるTREELIFE代表の山岳ガイド荒田氏による安全登山研修会、後半は総会及び参加者のご当地自慢を持ち寄っての山飯&鍋パーティー。今年度は長年の希望でもあったイドンナップ岳そして新冠富士の看板も設置でき、この事業に関わった4名の方に感謝状と記念品が贈られました。

会長のピンチもあって大変苦労して設置した、イドンナップ岳山頂看板取り付けの模様を札幌在住の人見さんが徹夜の作業でまとめた感動の報告会も行われ、さらには今年の一枚と題した写真コンテスト。そしてお楽しみのビンゴゲーム。高橋統括部長の楽しい進行のもと楽しい内容ばかり。ちなみにプレゼントの中身は家に帰ってそっと見てくださいとのこと。

 

2018年12月08日

6月9~10日イドンナップ岳山頂看板取り付け

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3年越しの計画が遂に実現しました。6月9日の雨と寒さの中、重い資材を6名の会員により荷揚げ。途中で登山道の笹と登り返しそして荷物のため思うように進めず、寒さと日没のため予定地点手前でビバーク。テントの中で脚の痙攣と寒さと闘い爆睡。翌日は山の神からのご褒美で快晴の中新冠富士、イドンナップ岳に無事、山頂看板を取り付けてきました。雲海に浮かぶ幌尻岳やカムエク、1839、夕張芦別、東大雪の山々を満喫して下山・・・とはいかず、低体温症や疲労から様々なトラブルが発生し、ナイトハイクしながら登山口に着いたのは21時、解散は23時、札幌組は夜中の2時に自宅に到着というおまけがつきました。しかし、6人のチームワークで目的達成できたことに大満足。会員の人見さん、引地さん、橋本さん、松本会長、お疲れ様そしてありがとうございました。写真は新冠ポロシリGPにアップされておりますのでご覧ください。

2018年06月18日

6月2日新冠ポロシリ山荘小屋開き作業

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6月2日土曜日快晴の中、今年度最初の事業であります、イドンナップ、ポロシリ両避難小屋の清掃維持活動を北海道山岳ガイド協会、新冠町教育委員会の協力をいただき行いました。総勢26名の精鋭により、トイレ、流しまわり、居室などの清掃をはじめ、除草、登山道の付け替えなどなど多岐にわたる作業を短時間で終えることができました。作業終了後、今シーズンの登山の安全を全員で祈願し、交流会を行い親睦と信頼を確認し解散しました。早朝からそして前日から駆けつけてくれ参加された皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

2018年06月03日

4月21日 日高自動車道が日高厚賀ICまで延伸しました。

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待望の日高門別ICから厚賀ICまで開通しました。幌尻岳新冠陽希コースまでがとても便利になりました。時間にして10分程度ですが、スムーズな走りで疲れも半分になりますね。札幌南ICからなら90分、新千歳空港から60分、苫小牧西港から80分くらいで新冠迄来れますね。途中トイレやコンビニがないので新冠の道の駅まで来て準備し、イドンナップ山荘横駐車スペースまで行かれるといいと思います。

2018年04月22日

冬山基礎研修

 11月25日登別温泉で納会の前に、冬山基礎研修を当会スーパーバイザーの荒田氏を講師に招き行いました。会員の登山スキルアップのための座学と登山者のヘリ救助への費用負担についてのワークショップで改めて登山者の責任の確認と義務を再確認しました。

2017年12月06日

29年シーズン 小屋終い作業

  今シーズンは約1100名のもの方が避難小屋新冠ポロシリ山荘をご利用いただきました。とてもきれいにそしてマナーよく避難小屋の使っていただいたことから、大きなトラブルもなくシーズンを終えることができました。ありがとうございました。去る10月7~8日に避難小屋の冬支度と小屋終い作業を山荘の運営や登山者指導等をお願いしております北海道山岳ガイド協会の宮下理事長はじめ3名とポロシリ山岳会員14名により行ってきました。夜は、参加者による懇親会が催させ親睦を深めてきました。

2017年12月05日

登山道危険個所の改善

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山荘から約500m付近で崩落があり応急的にまき道を作りましたが、雨で滑りやすい時に滑りやすいので、ロープを使わないルートに改善しました。作業は、ツアーで来ていたノマドのガイドさんにもお手伝いいただき、上り下りがスムーズに行けるようにしたものです。しかし、山荘側の下りは滑りやすいので、秋には再度改善を図る予定です。

 

2017年08月02日

新冠ポロシリ山荘の維持管理活動

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 7月30日、山荘の利用者が急増したことから、例年よりも1週間早くトイレの汲取りをはじめ周辺の草刈り、清掃、水道の維持工事を、松本会長、スーパーバイザーの横須賀さん、川内さん、事務局長の4名で行ってきました。トイレはこれまで会長と川内さんが柄杓で1時間かかっていた作業が。皆様のご支援をいただき、新たに整備したバキューム装置であっという間に汲み取り完了迅速にそして快適行うことができました。

 

2017年08月02日

幌尻岳新冠陽希コース命名式&陽希さんとの交流会

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 去る7月8日、幌尻岳新冠ルートの安全と環境保全を願い、田中陽希さんが提唱した”イドンナップ山荘から山頂までを自らの脚で歩いて登ろう”のメッセージを込めて幌尻岳新冠陽希コースと命名していいただきました。さらに日本百名山、二百名山グレートトラバース達成記念を祝い、陽希さんの大ファンでもある新冠町の北拓石材工業の下山社長から記念もモニュメントも贈られました。命名式には全国からも多くのファンが詰めかけ命名趣意書の朗読、モニュメントの除幕が行われ、松本山岳会会長から陽希さんに感謝状の授与が行われました。交流会では、ファン150名と陽希さんと高橋部長のトークショウそしてあま屋さんの美味しい料理を楽しんで貰いました。トークショウでは幌尻岳への想いそして来年からのチャレンジなど沢山のエピソードなどが聞けて皆さん大満足。

2017年07月15日

7月1~2日幌尻岳新冠陽希コース安全点検他

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山岳会の恒例の登山道と小屋の修繕並びに安全点検そして、今年は七つ沼カールの清掃活動を多くの会員参加のもと実施してきました。落石も目の前で発生というアクシデントなどもありましたが、無事終えることができました。参加いただいた皆さんに感謝です。

2017年07月02日

6月10日イドンナップ山荘の清掃活動

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6月10日に予定していたイドンナップ岳の看板付け登山道整備が悪天候から延期しましたが、その代わりに山荘の清掃を行ってきました。昨年秋から手つかずだったので埃まみれなので、雑巾がけや床掃除など大まかなところだけ行いました。次回は陽希さんが来られるのでその前に内部のゴミ出し、床の簡易補修、トイレの汲み取りそして清掃。さらには周辺の草刈りなどを行う予定です。お手伝いいただける方がおりましたらよろしくお願いします・

 

PS。ハプニング~清掃を終えて帰るときに20mmくらいの大雨に見舞われましたが、無事会長宅へ。その翌日崩落で道路通行止めに。閉じ込められるところで危なかったです。

 

2017年06月13日

北海道電力の作業道の通行について

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イドンナップ山荘から幌尻岳に向かう作業道は、北海道電力の奥新冠ダムの維持管理用道路です。ダム工事のため、難工事の末完成したものの、大雨や雪崩により常にがけ崩れや路盤崩落を繰り返しているため本来は通行することができませんが、特別に徒歩のみ通行を認めていただいております。万が一事故があれば、即、通行できなくなります。昨年、登山者と北電のパトロール車とが衝突しそうになり、避けようとしたパトロール車があわや谷底に転落しそうになる事故も発生しております。歩く際には、右側通行にご協力下さい。パトロール車もカーブなどの危険個所では警笛等を鳴らしながら走行してます。

 

  

2017年06月06日

避難小屋新冠ポロシリ山荘 小屋開き

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5月27日土曜日 毎年恒例の小屋開き作業を会員10名、更には山岳会へ支援をいただいている北海道山岳ガイド協会石川会長はじめ会員4名の参加をいただき実施しました。生憎の空模様でしたが、予定していた作業は概ね出来ました。登山道については、山荘から300m地点で大きく崩落して崖になったため、新規のまき道をガイド協会の皆さんに整備いただきました。作業終了後は昼食を兼ねた懇親会でお互いの親睦を深めました。

 

2017年06月04日

2016年シーズンの山岳会の活動

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今シーズンも11月26日の納会をもって山岳会の活動も終了しました。5月から10月までのシーズンを会員180名余で避難小屋の管理を中心に行ってきました。8月の台風によって道路が通行止めになったため登山ができなくなったのですが、避難小屋には被害が及ばずほっとしているところです。来シーズンに向けては、会員登山の実施や七つ沼カールの清掃活動など大きな事業が目白押しですが、拠点の避難小屋新冠ポロシリ山荘とイドンナップ山荘の管理をこれまで以上に行い、利用者の安全な登山を支援していきます。

主な活動  平成27年12月 ポロシリ・コード発信

      5月29日    小屋開き

      7月2~3日   登山道整備

      7月8日     プロアドベンチャーレーサー田中陽希さん 

               新冠ポロシリ山岳会名誉会員になる。

      7月9日     田中陽希さん 講演会&交流会

      7月       雑誌 山と渓谷 に特集記事掲載される 

      8月7日     避難小屋、管理道路整備 パトロール

      8月18日    大雨により 町道通行止め  来年4月末まで      

      10月8~9日   小屋終い

      11月26~27日  納会

 今年度の活動状況は こちらのスライドショウでご覧いただけます。

    

2016年12月11日

8月7日 避難小屋と作業道のパトロール実施

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8月7日 会長以下5名による避難小屋のメンテナンスと作業道の安全パトロールを行いました。水道の補修、トイレの汲み取り、小屋周辺の草刈り、メッセージボードの取り付け、トイレットペーパーの補充、トイレ清掃など行いました。作業道では大木が道路を塞いでいたため約1時間かけて切断して車両でけん引し撤去するなどのトラブルもありましたが無事完了しました。相変わらず自転車とバイクの乗り入れがあったことと駐車できない場所への車の放置などへの注意喚起と警察への通報も後日行いました。

 

2016年08月09日

新冠ルートで重大事故発生

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残念な事故が発生しました。8月4日15時頃、新冠ルートで滑落死亡事故があり、釧路の72歳の方が亡くなられました。山を愛する仲間として心からご冥福をお祈りします。滑落地点は毎年地滑りをしている地盤不安定なところで、あまり体調もよくなかったようでバランスを崩され谷に落ちたようです。幌尻岳新冠コースは、林道歩き19km約5時間超 避難小屋宿泊。翌日、避難小屋から山頂そして下山して避難小屋 高齢者の方では約8時間(健脚なら6時間から7時間) 避難小屋宿泊、翌日、林道歩き19km 5時間超となります。このことからも2泊3日の山行をお勧めしております。これからの季節は日が短くなるので余計時間的な制約がでます。下山されてそのまま林道歩いてイドンナップ山荘まで来られる方もいますが、これからは熊も活動が盛んになって林道に出没します。安全のためにも避難小屋2泊の計画を立てられますよう強く要請します。また、体力的にも非常に厳しいものがあります。昔登ったからとかということだけでなく、もう一度自分と向き合い山行を決めてください。ちょっとでも天候や体調不良、そして体力に自信の無い時は登らない。それくらいの覚悟が必要です。事故の無い安全な登山を心から切望してやみません。

2016年08月09日

新冠ポロシリ山岳会の活動 山と渓谷8月号で紹介される

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7月15日発売の山と渓谷8月号で、新冠ポロシリ山岳会の取り組みや幌尻岳新冠ルートにおけるポロシリ☆コードなどについて紹介されました。これも会員の皆さんがこのルートと避難小屋の維持管理に献身的な支援をしていただいている賜物です。また取材下さった出版社の皆様にも感謝しております。ありがとうございました。これからも新冠ルートの安全確保と避難小屋の維持を中心に登山者の皆さんに安全で快適にそして思い出に残る山行の一助になれるよう活動を拡充していきます。

 

2016年07月18日

山岳会会員等との懇親会、笑顔笑顔笑顔いっぱい

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講演会の後の懇親会。陽希さんはどこでも笑顔で引っ張りだこ。美魔女軍団にも笑顔で。会場いっぱい笑顔だらけで多いに盛り上がりました。また、北海道食美楽の相楽社長からは陽希さんの活動に日高プレミアムエゾシカ肉を提供していくことのサプライズがありました。

 

 

 

2016年07月18日

田中陽希さん松本会長と幌尻について懇談

9日の講演会に先立ち、2年前の百名山挑戦の際に宿泊したふかふか亭にお泊りいただき、宿主の山田さんのご配慮いただき陽希さんと山岳会役員の懇談が実現。今回講演していただく経緯や趣旨。今後の幌尻のこと、登山者への啓発、新たな取り組みへの協力依頼などなど時間がいくらあっても足りませんでした。

 自分も2年前に陽希さんが幌尻岳登頂し下山した際に、登頂証明書と差し入れをもってチロロ林道でお会いした時のことも懐かしくお話しいただきました。

 

 

 


2016年07月18日

田中陽希さん講演会及び懇親会大盛況のうちに終了

去る7月9日に、プロアドベンチャーレーサー田中陽希さんの講演会を山岳会主催で開催しました。前日には役員との懇談会。翌日は朝日小で児童対象の交流授業。午後からは一般向けの講演会を開催。約320名を超える皆さんに、幌尻そして日高の山々そして日本の自然文化などのお話をいただきました。

 

2016年07月18日

登山道安全確認と整備等活動

7月2日から3日会員による新冠ルートの頂上までの安全確認と支障木の撤去、マーキング、危険個所のテープ付け、さらに山頂看板の修繕を行いました。頂上付近で雨になったため看板補修は次回に持ち越しましたがそれ以外の業務は完了しました。数日目に転落事故があったのでk、その場所も確認し、注意喚起のためのマーキングをしてきました。登山者が増え続けているので事故のないことを祈念しております。


 

2016年07月18日

避難小屋開きと登山道の整備

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快晴の中、避難小屋開きと登山道の整備を会員14名で行いました。作業道の確保では崩落個所の巨石の撤去や倒木の除去などを行い、登山道の笹狩り、小屋とトイレの清掃をメインに行いました。併せて安全祈願も行いました。利用者の皆さんにはトイレの給水と清掃、小屋の清掃をお願いします。

2016年05月31日

山岳会大納会  40数名参加で大盛況

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11月28日初の大納会。まずは遠くからもお越しいただいた感謝を込め石黒部長からオリジナルカクテル流星ポロシリをウェルカムドリンクとして味わっていただきました。FB友や山友など初めてリアルの方もいましたが大勢の会員参加のもと前半は山のスキルを上げるためのプロガイド2名による講演。そして山の楽しみを増やすための星空のお話しを藤森氏に講演いただく。後半は間違えると闇鍋???ではなく会員の皆さん持ち寄りのご当地食材によす鍋パーティー。名MC高橋部長そして花岡チーマスターにより宴会は最高潮へ。会長への感謝のプレゼント、そして講演会第2部夜中には深夜の大人の星空観望会。翌朝は伝説のARASHIカレーも登場。飲んだワイン、お酒、そして缶ビールのおびただしい量に後片付けしてくれた会長ご夫妻もびっくり。その後は新冠のディマシオ美術館、温泉などを満喫して解散!!それにしても全道各地からもの凄いパワーと個性のある方が新冠の山奥に集結した初めての出来事に一同びっくりでした。来シーズンからの活動に期待がかかります。

2015年12月13日

10月10日11日 避難小屋小屋終い作業

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平成27年度シーズンを終えて、避難小屋の清掃や薪割りそして危険個所とマーキングのための調査登山が、会員14名の参加のもと行われました。天候が持たないことから到着と同時に調査登山組とトイレ、薪運び班に分かれて作業開始。調査班は荒田SBとチーフにトイレ、薪運び班は会長の指示のもと順調に進みました。調査班は降雪と時間切れで安全確保のために1950m付近で撤退。夜は、銘々山飯を満喫。中には土鍋、焼き肉、スープカレーの人ものいてみんなでお裾分けをいただき夜遅くまで山談義に花を咲かせておりました。翌日は、早朝から薪割りと薪積み周辺やトイレ、小屋の清掃を行いすべての作業が終了。会長から労をねぎらう謝辞をいただき解散しまた。

 

2015年12月13日

10月7日8日 避難小屋の大改修と星空

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平成15年8月の大雨災害で大被害を受け、応急的な処置で維持してきましたが、長年の風雪に耐えきれず、床や入り口のドア、ストーブなどが使用に耐えれなくなり、このたび新冠町のご支援をいただき約40年ぶりに大改修を快晴の中で行いました。1階の基礎部分や床の全面張り替え、屋根の支持部の補強などなどを、山岳会の高橋建設土木部長の監督のもと地元建設業関係者の及び山岳会メンバー(高橋部長、石黒部長、藤森氏、事務局長)も参加し行いました。見事に蘇った避難小屋、またしばらくは登山の安全確保と幌尻岳登山のベースキャンプ地として機能すると思われます。初日の工事のあと、ものすごい快晴で満天の星空となったことから藤森氏による星空バックの記念撮影。見事な写真に一同感激。翌日は台風のため4時起床し、作業開始、念願の棚付けなどを行い終了しました。

2015年12月13日

2015年8月7日 新冠ポロシリ山岳会 創設

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会長松本 健が新冠の子供たちや酪農、水稲農家の青年にふるさとの秀峰 幌尻岳の登山を通じ夢を与えよう昭和50年代初頭に発足した新冠山岳会でありますが、町民登山会を中心とした活動も高齢化や後継者不足から、ここ十年近くは会長と一部の会員による避難小屋の維持管理が精一杯の状況でありました。平成15年の大水害では避難小屋は床上浸水、その後厳しい風雪に耐えてはきましたが、掘っ建てのトイレは雪により倒壊、さらには築40年近い避難小屋は、基礎部分が朽ち果てた状態で山側から押された格好で床は盛り上がり、劣悪な状況になっていました。平成25年に調査登山の際に小屋の存続とトイレ問題が浮上したこととがきっかけで、近隣の多くのボランティア支えられトイレの改修を行いました。その際に松本会長の幌尻岳やふるさとの山に賭け情熱と山男だけでなく人生の先輩としての人間力に魅了された多くの人が、一大発起してこれまでの地域限定型の新冠山岳会から地域を限定しない全国の支援者が会員となり自らが主体的になって会の運営にかかわるとともに、地元では会の運営のすべての責任を負う、執行役員制とした新冠ポロシリ山岳会が創設されました。昨年のグレートトラバース日本百名山一筆書きの田中陽希さんの新冠ルートからの登頂もあって多くの登山者がこのルートから登頂を目指していることから、安全で快適しかも想い出に残る登山となるように会員皆で自然保護や避難小屋・トイレの維持管理、登山道の保守をサポートしていくこととなりました。会員の入会は役員会で承認しますが、退会は本人の意思で退会届け出をするだけとし、会費も無料とすることとしております。

 

2015年12月13日

7月22日 登山者の増加とトラブル対策 調査登山

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平成26年9月22日にグレートトラバース日本百名山一筆書きに挑戦した田中陽希さんが幌尻岳新冠ルートを使って登頂したこともあり、多くの登山ファンが幌尻岳を訪れました。それに伴い事故やトラブルも多発。特にトイレは想定を超える人数から使い方などで不具合があったことから再度改善と登山道周辺の環境への影響などを調査のために日高振興局や会員の参加により1泊2日の行程で整備を行いました。山荘に到着して間もなく大雨と落雷によって、沢の増水、さらには天候も回復せずに1泊ののち残念ながら下山。しかし、夜の交流会では小屋の改修や会の運営の方向性も見えたことなど有意義な行事となりました。

2015年10月04日

6月7日 避難小屋開きと登山道の整備

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平成26年シーズン最初の作業。3月の大雪で林道が長らく閉鎖されたため、少し遅い時期の作業となりました。晴天に恵まれ、小屋開きのためトイレの注水、トイレの照明取り付け、小屋の清掃、登山道の安全確保と笹刈りなどを手際よく行いました。シーズン中の登山の安全祈願して下山しました。途中多くの高山植物が見られたこと、さらには雪解け水を貯えた奥新冠ダムの美しい放水風景を見れた一日でした。

2015年10月03日