ご案内

新冠ポロシリ山岳会活動

新冠ポロシリ山岳会は、日本百名山93幌尻岳新冠ルートの避難小屋新冠ポロシリ山荘の維持管理及び登山道の安全確保を中心に、イドンナップ山荘管理そして新冠川源流域の山を活動拠点としております。また、子供たちへのふるさと再発見の一環として星空観察会、笹山登山会、会員の交流会を行っています。山のルールであるポロシリ・コードを普及させ、大切な自然を保護する運動も行っております。

活動は主に幌尻岳新冠コース避難小屋新冠ポロシリ山荘及びイドンナップ山荘、若園松本バレーで行っております。


幌尻岳新冠ルートのお約束 ポロシリ・コードの順守のお願い。

ポロシリ・コード
-幌尻岳新冠ルートを守るための十戒-

あなたには幌尻岳に登る資格がありますか?
 幌尻岳は日本百名山の中でもとりわけ原生的な山です。長時間の登山に耐え、厳しい自然条件から身を守るためには、高度な体力・経験・知識が求められます。そして、かけがえのない宝を守り引き継ぐ心構えが必要です。
 山はあなたを守ってくれません。しかし、あなたは山を、山の仲間を守らなければなりません。
 これらの約束を守り、あなたが幌尻岳新冠ルートを愛し、いつまでも美しく環境を保全する仲間の一人に加わることを願ってやみません。

<安全登山に関すること>
1 十分な力量と覚悟を持った人だけに許される山です
・自分の力量を見極める勇気が必要です。
・長時間の登山に耐え、確実に降りてくるだけの体力はありますか。
・気象条件の厳しさは本州の3,000m級の山を上回ります。長い行程の中で、自ら天候を読み進退の判断をする能力が必要です。 
・山荘は無人で救助隊もありません。携帯電話はほとんど通じず救助要請は困難です。
2 登山届け・登山計画書を必ず出す
・登山届け・登山計画書を必ず出して下さい。
・入山ボックスにある記帳簿に必ず記入して下さい。
3 山岳保険に加入する
・万が一遭難した場合は、地元の多くの方に協力をお願いすることになります。その費用は遭難した方に負担いただきます。
4 パーティーの人数は安全を考えて
・パーティーの人数は、不測の事態にも対応できる数にしてください。幌尻岳では11人まで(ガイド、ポーター含む)が限界だと考えます。
5 ヒグマへの対処方法を知らなければなりません
・日高山脈はヒグマが特に高い地域です。付き合い方を知らなければなりません。
・臭いの強い食事をしない、ゴミを捨てない、薄明薄暮時に行動しない、大声を上げてクマを驚かせない、背を向けて逃げない等々、必要な知識を自ら学んで下さい。 
・詳しくは「北海道 ヒグマによる人身被害を防ぐために」で検索して下さい。
・クマスプレーは効果的です。身を守るために使える状態で携帯して下さい。
・専門の訓練を受けていないイヌを連れ歩くことは大変危険です。絶対にやめて下さい。


<環境保全に関すること>
6 携帯トイレを使う
・山荘より上にトイレはありません。携帯トイレを持参しましょう。
・使用済みのものは小屋に置かず持ち帰って下さい。
7 トレッキングポール(ストック)を使わない
・トレッキングポールはキャップを付けても高山植物を傷つけ、登山道を削ります。これ以上山に負担をかけないように、幌尻岳では使わないようにしましょう。
・徒渉時の使用は除きます。
8 山では当然のルールを守る
・登山道以外に踏み込まない。
・動植物をとらない、傷つけない。(国定公園であり、法令で罰せられることがあります)  
・ゴミは全て持ち帰る。
・野生動物に餌を与えない。(生ゴミの放置も同様です)
・幌尻岳では登山道の負荷増大や他の登山者への安全確保のためにも、トレイルランはご遠慮して下さい。(事故の際の通報や救助が迅速に行えないため)

<新冠ポロシリ山荘の利用に関すること>
9 山荘の維持管理に協力する
・あくまでも避難小屋です。ボランティアに支えられています。管理人も常駐しません。食事も寝具もありません。サービスは求めないで下さい。
・不要な食料、ガスカートリッジなどを小屋に残さないで下さい。(安全のため処分します)
・協力金はトイレや補修など山荘の維持管理に使われます。支援をお願いします。
・小屋周辺でのたき火は禁止します。
・下山する際には、“来た時よりもきれいに”を合言葉に、トイレの清掃、山荘内の炊事場、就寝スペース、共有スペース、そして山荘の周りの清掃を必ず励行してください。
・だれにも場所を先取りする権利はありません。ハイシーズンはテントを用意してください。

10 新冠幌尻山荘まで歩く
・ゲートから新冠幌尻山荘までの18.5kmは、北海道電力の管理道路であり、管理者の厚意により徒歩のみの通行が許可されております。また落石や崩落の恐れやダム管理車両との事故防止からも、全ての車両の使用が禁止されています。
(バイク、自転車含む)絶対に乗り入れはしないでください。万が一事故が発生した場合は徒歩でも通行できなくなります


 というように、安全な山登りに欠かせないルールやマナーです。このルートから一人の犠牲者を出すことのないように皆さんのご理解とご協力お願いします。