7月29日現在の避難小屋利用状況カレンダー更新しました

避難小屋の利用状況カレンダーを更新しました。ご利用を希望される方は、必ず空き状況を確認され利用届を提出して下さい。

8月は既に殆どが満室になっております。

9月に利用を検討されている方は、朝晩は非常に冷えますので寝袋のレベルアップ、シュラフカバー

防寒対策を行ってください。

あと、急登続きの山なので、山行には時間がかかります。余裕をもった計画で行動してください。

また、最近、避難小屋の使用に関して、利用者個々が改めていただかないとならない事案が多数発生しておりますので次の点を留意し利用ください。

守られない場合は、シーズン途中でも避難小屋の利用を中止する場合もあります。

アプローチの長い登山道には欠かせない避難小屋ですので、常識のある使用をお願いします。

留意事項

1 避難小屋新冠ポロシリ山荘は、本州の山小屋とは違い、お金を払っているから優先的使用できるとか予約しているから自由に使えるということはありません。勘違いしてお金を払っているからスペースを優先的に使用している団体、グループも見受けられます。そのような振る舞いは絶対にお止め下さい。

2 ゴミは、必ず持ち帰ってください。皆さんが山に登っている間に、ヒグマやアライグマなどの野生生物を避難小屋に誘因することになり、避難小屋が使用できなくなります。発生したごみはどんなものも落ち帰り各自で処分してください。(実際に今シーズンアライグマが小屋内に入り内部を荒らされました。)

 勝手に山荘にある段ボールを組み立ててゴミを入れて置いていったりしないよう。

3 幌尻岳新冠陽希コースをはじめとする日高山脈の山々は高い登山スキルと体力、装備が必要です。

今シーズン、登山道での道迷い、転落、滑落、転倒事故が多数発生しております。急登、時間のかかる山行、何より体力の無さからくる疲労。幌尻岳新冠陽希コースは、どんなベテランでも難儀するコースですので登られる際には事前のトレーニングをされお越しください。(ベテランこそ体力不足から転倒しケガをされております。)

登山道も、他の百名山とは違い、踏み跡や獣道を繋いで作ったものです。毎年、登山道が変わっています。事前に地図を確認しイメージしたり、現地で地図でチャックするとか、ピンクテープ、マーキングを必ず見ながら登ってください。ヤマップなど、過去の他人のログを頼っての登山はとても危険です。紙地図、コンパス、GPSなどで。ポイントポイントで確認しながら登ってください。

使用する皆さんが快適に滞在し、安全な登山の維持のためのご協力ください。

 

2022年07月28日